アイドリングはするのですが、安定しなく、上がり下がり、
3500回転以下がボコ付く感じ、
ちゃんと治るかは、不明ですが、お客様の、依頼でキャブのオーバーホールです。
キャブを取り外しました。
まずはフロートチャンバーを外してみました。
フロートチャンバーの底に錆の様な、ヘドロみたいに溜まっていました。
取りあえず、全バラ、洗浄しました。
事前に取り寄せしていた、新品ガスケットとOリングを使って組み付けしていきます。
フロートバルブのホルダーが、差し込むだけの仕組みで、ばらしたら、Oリングは新品に交換しとかないと不安、重要な部分です。
Oリングが硬化して、そこからガソリン漏れでオーバーフローして、クランクケースガソリン満タンとゆうのを何台も見たことが有ります。
フロートの取り付けもプラスチックはめ込むだけの構造、スズキ、一部の機種に使われていますが、コストダウンが狙いなのか分かりませんが、長期に乗ることを考えると、不安な感じ?
キャブに錆があったのでタンク内が錆びているのかと思い、タンクキャップを開けて覗き込むと、写真では、分かりづらいけど、綺麗でした。ガソリンを全部抜いてみることに。
抜いたガソリンの底には、細かい錆の様なものが。
ナンジャコラ?
タンクを振ると、カラカラ。何かが入っていました。
後でお客さんに問い合わせたら、大分まえに入れた添加剤とのこと。
添加剤の効果は分かりませんが?
錆の原因はこれでは?
素材のネットとワイヤーはステンレス製、鉄タンクとの相性で、錆を誘発していいたと思われます。
キャブバランスを目で合わせます。
(比較的古いバイク、走行距離多いバイクはバキュームゲージよりも目測のバランス調整のほうがいい感じになる。長年の感です。)
メーカーの標準のパイロットスクリュー1回転4分の3戻しで組み付け完了
エンジン始動暖気、アイドリング安定いまいち。
パイロットスクリュー2回転4分の1戻しに、安定したアイドリングに、 (へたってくると濃いめのほうが調子いいのかな?)
試乗した感じも、以前の低速のもたつきも改善したみたいです。
治るか不安でしたが調子良くなって良かったです。
スピードメーターの針が折れているのは、ご愛嬌(笑)
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